- お知らせ
川口市にペット避難用「わんボールケージ」を寄贈しました。

2025年8月19日、川口市役所でペット避難用ケージ「わんボールケージ」の寄贈式が執り行われました。


■ ペット避難用「わんボールケージ」とは
災害時におけるペットと人の安心・安全な避難生活の実現を目的として開発された製品です。
2023年5月より和光紙器株式会社が開発に着手し、2024年7月からは株式会社エヌ・シー様との共同開発がスタートしました。本プロジェクトは、株式会社エヌ・シーの工藤社長にお声がけさせていただいたことをきっかけに、本格的に動き出しました。
和光紙器の持つ段ボール製品に関する豊富なノウハウと、廃プラスチックを再資源化したポリエコレンによる一貫生産技術、エヌ・シー様のペット専門家ならではの知識を融合させ、開発を進めてまいりました。本製品は両社の強みを活かして誕生したコラボレーション商品です。
【新商品のご案内】ペット避難用「わんボールケージ」 – 和光紙器株式会社
避難所では、ペットを飼われている方々だけでなく、動物が苦手な方々への配慮も必要です。
「わんボールケージ」はペットと人の双方が安心して過ごせる空間を実現するため、設計にこだわって開発しました。
私たちはこれまでにも段ボールベッドや携帯トイレなどを通じて、防災に携わってきました。
全国の自治体では「ペット避難の必要性」が広く認識されている一方で、「どのように管理・対応すべきか」についてはまだ明確な指針が確立されていないのが現状です。
だからこそ、まず川口市がその先進的なモデルとして一歩を踏み出していただきたい──そんな想いを込めて、今回の寄贈を行いました。

この取り組みは、和光紙器のSDGs活動(目標3:すべての人に健康と福祉を・目標11:住み続けられるまちづくりを・目標17:パートナーシップで目標を達成しよう)であり、CSR活動の一環です。
環境にやさしい包装資材をつくる和光紙器だからできる取り組みとして、「持続可能な社会とともに歩む企業でありたい」という想いを胸に、今後も地域・行政・企業と連携しながら、人もペットも安心して過ごせる避難環境づくりに貢献してまいります。

