Polyecolene® series ポリエコレン®シリーズ


今地球上にある資源を循環資源とし、
無駄を生まないサステナブルマテリアル
SDGs活動やサーキュラーエコノミーにも活用できる
環境に配慮した梱包材(包装資材)
ポリエコレン®シリーズ
ポリエコレン®の原材料は循環資源(素材:LDPE)で作られています。新たな資源は導入しません。素材自体が柔らかく丈夫なため、大切な商品を輸送中に傷が付きにくい上、こすれによる粉塵も発生しにくく、割れ欠けしにくい繰り返し使用できるリユースに最適なエシカル包装資材です。優れた緩衝性を持つポリエコレン®は、自動車部品や精密部品等で緩衝性能が求められる梱包材(包装資材)としても最適です。また、防錆油などが使われている商品に対しても耐油性が高い為、下敷きやカバー等幅広い用途に採用されています。3Rに加え、ポリエコレン®の製造中にでる端材、ロス材や、使用後使われなくなった場合なども、廃棄するのではなく再資源として活用する環境価値の高い梱包材(包装資材)です。ポリエコレン®はサーキュラーエコノミー実現に向けた梱包材と言えます。
ポリエコレンPP®は、ポリエコレン®と同様、原材料は廃棄プラスチックを循環資源とした環境価値の高い、地球に優しい梱包材(包装資材)です。最大の特徴は、ポリエコレン®では実現できなかった1.0mm以下の厚みに対応したトレーの製造が可能になりました。主原料であるPPの特性により、適度な柔らかさの中にコシを持ちあわせており、割れにくく、薄くしても形状を保つことができます。通い輸送や海外輸送など、従来使われているPPトレーをポリエコレンPP®製のトレーに変えるだけで、環境に配慮した梱包材、サーキュラーエコノミー実現に向けた梱包材にすることができます。真空成形の特性により収納効率/輸送効率を向上させ、CO2削減にも貢献できる特徴も持ち合わせています。ポリエコレンPP®は幅広く使える環境配慮型包装資材です。
ポリエコレンバイオマス®は、ポリエコレン®シリーズの循環資源を活用した技術に、バイオマス技術、すなわち省資源技術を掛け合わせたハイブリッドサステナブルマテリアルです。ポリエコレン®シリーズがベースになるため主原料は廃棄プラスチックです。循環資源で作られるポリエコレン®シリーズですが、更に省資源化を目指し、ポリエコレン®️シリーズの特徴を受け継いだ次世代型の環境に配慮した真空成形向けシート材が誕生しました。廃棄物から生まれたバイオマス材を活用していますので焼却時のCO2を削減できるSDGs活動にも繋がる梱包材として使えます。
商標登録
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登録第6265298号
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登録第6265299号
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登録第6265300号
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登録第6596659号
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登録第6596660号
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登録第6594063号
特 徴
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サステナブル
マテリアル主原料は廃棄プラスチックから作られるリサイクルマテリアル。新たな資源投入はありません。使用済ポリエコレン®や製造中に出る端材、ロス材は循環資源として原材料に戻ります。
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緩衝性
発泡ポリオレフィンなどの緩衝材と同等の緩衝性能をもつ真空成形商品です。
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コンパクト
真空成形の特性によりスタックができる為、回収がし易く、リターナブルが容易な梱包材です。また、発泡トレーに比べ仕切り幅を細くできる為、収納効率が大きくアップできます。
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リユース
素材の特性である適度な柔らかさを活かした商品。割れ欠けしないので繰り返し使用に最適です。
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エシカル包装
サステナブルマテリアルであるポリエコレン®シリーズは、循環資源を活用し、製造中に無駄な資源を生み出しません。ポリエコレン®で作られた梱包材(包装資材)は、まさにエシカル包装と言えます。
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CO2削減
廃棄プラスチックを循環資源として活用するポリエコレン®シリーズは新たな資源を導入しません。また自家発電システムとCO2フリー電気で作られます。廃棄物処理時や製造時のCO2削減に貢献するエコな梱包材です。
Polyecolene®完成品一例
Polyecolene® を製造する中
無駄にする
材料は
1%
もありません



3R +Remix
リデュース、リユース、リサイクルが可能
ポリエコレン® 製造工程
製造中に出る端材も再び材料として使用します。

物性一覧表
試験項目 | 単位 | 測定規格 | Polyecolene® | Polyecolene® clear | Polyecolene® PP |
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プラスチックの種類 | ー | ー | 低密度ポリエチレン | ポリプロピレン | |
MFR | g / 10min | JIS K 7210-1 | 0.7〜0.8 | 0.7〜0.8 | 0.7~1.2 |
成形性 | ー | ー | ◎ | ◎ | |
成型温度 | °C | ー | 180〜215 | 180~240 | |
成型収縮率 | % | ー | 1.5〜5 | 2 | |
比重 | ー | ー | 0.92〜0.94 | 0.90~0.91 | |
透明性 | ー | ー | 不透明 | 半透明 | 半透明 |
引張強さ(MD / TD) | Mpa | JIS K 7127 | 24.0 / 21.9 | 18.5 / 16.7 | 25.4 / 22.1 |
伸び(MD / TD) | % | JIS K 7127 | 640 / 770 | 480 / 690 | 470 / 84 |
引張弾性率(MD / TD) | Mpa(N / mm2) | JIS K 7127 | 117 / 133 | 89.4 / 86 | 816 / 762 |
引裂強さ(MD / TD) | N / mm | JIS K 7128-3 | 119 / 111 | 98.5 / 94.7 | 249 / 121 |
デュロメーター硬さ | (HDD) | JIS K 7215 | 50 | 51 | 58 |
機械加工性 | ー | ー | ○ | ○ | |
耐候性 | ー | ー | △(紫外線・熱で劣化) | △ | |
耐油性 | ー | ー | ○ | △ | |
弱酸の影響 | ー | ー | ○ | ○ | |
弱酸の影響 | ー | ー | △ | △ | |
弱アルカリの影響 | ー | ー | ○ | ○ | |
強アルカリの影響 | ー | ー | ○ | ○ |